#18 月9と月10の相乗効果とは?

今日も何の番組も観れそうに無いので、このマシュマロに答えます。僕はまだ今週の『ミステリと言う勿れ』『ドクターホワイト』観れてないので、なんとも言えないですが、昨秋のフジ改編発表、またカンテレ改編発表の際に月9、月10について「フジとカンテレで話し合っていく」とおっしゃっていたので、僕は既に相乗効果があるのではないかと思います。

事実、数字だけで観るのはアレですが、2021年10月期の『ラジエーションハウスⅡ』全話平均世帯視聴率10.7%、『アバランチ』全話平均視聴率8.7%と2%の差はあるものの月9→月10への視聴維持率は上がっております。

2021年9月まであった『所JAPAN』は世帯5%と苦戦していて、また当時火曜21時に放送されていたカンテレドラマ枠は世帯6%程度と苦戦を強いられていて、数字だけで見ると劇的な改善がされていると感じました。(『ドクターホワイト』初回世帯11.4%は驚いた、『まだ結婚できない男』を超える高視聴率です)

内容面においても2021年10月期は『ラジエーションハウスⅡ』が軽めの医療ドラマ、『アバランチ』が重めの刑事ドラマ、そして今回は『ミステリと言う勿れ』が推理モノ、『ドクターホワイト』が医療モノと対称的なジャンルで挑んでいて見事に被りを避けているなという印象を受けました。

かつてフジ火9ドラマ枠があり、カンテレが当時火曜22時(火10枠)を担っていた時もドラマが連続で編成されていましたが、互いの相乗効果というもので考えず、個々で勝負していた印象を受けます。

今回も縦の流れは意識しては良いものの、内容面において無理して相乗効果を得るよりは、しっかりとしたドラマを2本立てに流すことこそが相乗効果を得るために大事なことであると感じます。

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せかもり